ひよポケは戦闘民族なのか
室長は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の魔女を除かなければならぬと決意した。室長には政治がわからぬ。室長は、ひよポケのトレーナーである。笛を吹き、カビゴンと遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
私には言わねばならぬことがある。ある発言に対して某氏をちかいうちに詐欺罪と名誉毀損罪で訴え、裁判も起こし、裁判所にも問答無用できてもらおうと思っている。刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいてほしい。
ある発言とは以下である
『ポケモン戦闘民族みたいなサークル「ひよポケ」』
引用:墓穴掘削機
なんとこの発言、魂の友(ソウルメイト)であるはずのひよポケ員から出ているのである。実に悲しい。普段の教育が活かされていない。また一から調教し直さねばならない。
ひよポケ界のプリンスオブテニスである私が全ての責任を負い、改めて声高に言っておく。
「ひよポケ員は戦闘民族ではない」
ところで戦闘民族とは何だろうか。
サイヤ人を舐めてはいけない。
サイヤ人には遊びの概念がなく、常に戦闘をしているらしい。
産まれた時から戦闘のために生き、戦闘で全てを獲得していく。
戦闘民族を「本能的に戦闘を好む民族」と定義しよう。
以下でひよポケ員が戦闘民族でないことを示す。
このツイートを見てほしい。
雨ニモマケズ
— 室長@ポケカ大会THC12/8 (@shittyoo) July 24, 2019
風ニモマケズ
先1カキニモ無人発電所ニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
上振レハナク
決シテ下振レズ
イツモシヅカニシャカパチシテヰル
南ニレシリザアレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニ先1ヤブレカブレアレバ
ツマラナイカラヤメロトイフ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
「先1ヤブレカブレアレバ
ツマラナイカラヤメロトイフ」
この男、先1やぶれかぶれに「つまらないからやめろ」と言っているのである。
戦闘民族であれば先1やぶれかぶれは当然であり、本能的に好むはずであるから、ひよポケ員が戦闘民族であるとするとこの発言は矛盾する。
よってひよポケ員は戦闘民族ではない。背理法である。
ポケモンカードは、対戦相手が目の前にいて初めて成立する。カードを使用するときは宣言が必要だし、お互いに不正が疑われないプレイが求められる。いわば双方に良心があるという合意の上で成り立つのである。即ちポケモンカードゲームはコミュニケーションなのだ。ポケカの対戦を求める人たちは戦闘を求めているのではなく、コミュニケーションを求めているのである。戦闘民族というよりは相互意思伝達民族である。
しかしコミュニケーションの上で形式上戦う以上勝たねばならぬ。勝ちを追い求めてこそである。故にひよポケに敗北は許されていないのである。決して戦闘を目的としているのではない。コミュニケーションの手段としての戦闘である。コミュ強集団なのだ。
サイヤ人は遊びで戦う一方でひよポケはコミュニケーションで戦っているので別物である。決して戦闘民族ではない。
ポケモンはゲームもカードも最終的には自分と向き合い、プレイングを極限まで詰めることが大切である。言わばポケモンは自分とのたたk…いや、自己研鑽そのものである。
ひよポケは自己研鑽の一環として、毎朝7時に集合し、シャカパチ体操第一を行なっている。(第三まである。)
このことからも、寧ろ戦闘民族ではなく
ガウタマシッダールタ
(Wikipediaより引用)
(Wikipediaより引用)
のように思慮分別があり、優しい心を持った人たちの集団なのである。決して戦闘民族ではない。ないはずである。
何が言いたかったかというと、要はひよポケは戦闘狂ではないので怖がらなくていいよほらこっちおいでということだ。ほらこっちおいで。
来週にはポケットモンスター・ソード/シールドが発売される。
ひよポケ員も多くが予約し、届くのを首を長くして待っているであろう。新しいポケモンの時代を、我がひよポケと他大学のポケサーのみんなで共に楽しみ、新時代を作り出そうではないか。
これは先ほど気が付いたことだが、
喉の奥で引き笑いをすると馬みたいな声が出る。
【参考文献】
ワザップジョルノ:ワザップ
サムネ用画像
(@uknow_tvxq26)